一般のサラリーマンよりも平均年収が高い

化学工場で働くプラントエンジニアは、夜勤や肉体的労働があることから、他の業界よりも給与が高くなっています。令和2年賃金構造基本統計調査によると、プラントエンジニアの平均年収は582.7万円です。一般のサラリーマンの平均年収は、440.7万円(平成30年分民間給与実態統計調査)ですので、プラントエンジニアは一般のサラリーマンの平均年収よりも高いというメリットがあることがわかります。企業規模や取り扱っている物、役職、経験やスキル、所有資格によっては、それよりも更に年収をもらうことができるため、仕事に対して努力した分、収入を増やせる可能性があり、やりがいがある点と、化学工場の多くは大手企業のため安定しているというメリットも見逃せません。

未経験からでも応募することができる

プラントエンジニアの仕事内容は大きく分けて「建設の施工管理」「設備の運用点検」「製造した品質の検査」「プラント設計・製造の業務」「納期後のメンテナンス管理」の5つがあります。これらの仕事をする上では、当然、高度な専門の知識や資格、そして能力が必要になりますが、一方で応募する時点でそれらが必要かと言われれば、そうとも言い切れません。募集している企業によっては、未経験・異業種からの転職OKなところがありますし、年齢も30~40代の中途採用で募集している求人もあります。専門的知識は業務を通じて実践的に学んだ方が覚えやすいですし、より深く理解して身につけることができますので、未経験・異業種からでもプラントエンジニアに興味があって挑戦しようと思えば転職し、プラントエンジニアになることができるといったメリットがあります。